小学生でも登る有名な山には魅力を感じないでしょうか。でも大人であるなら、そのような山でも魅力を見つけ出せるはず。簡単に登れる山と考えられていますが、昔は修験道の山でした。それなりに修行もできる程度の難しさはあるのです。

実際、この山の周辺で熊に遭遇したり、あるいは道に迷って、または滑落して遭難したりして新聞を賑わせたりといった出来事もつきまとっています。観光地のように考えられていながら、自然が多く残されているためです。

高尾山は都心から1時間程度でアクセスできるのが、公認されている魅力の一つです。無理をしなければ、都心から日帰りできるのは都心のビジネスパーソンにとって大きな魅力に違いありません。

ガイド先達を必要としない、一人で初めての登山でも安心な場所だともいえるでしょう。見たこともない山を初心者がアタックするような危険を冒してはいけません。自分が初心者であるという気持ちを大切にしたいものです。

観光地として開発されていて、負担が少ないのはハイキングに有利です。経験が少ない間は、登山口の駅に到着してから忘れ物に気づいたりするものです。水筒を忘れたり、弁当を忘れたりなんてしょっちゅうでした。そんな時でも目的地にある店に助けられたのです。さすがにコンビニエンスストアは期待できないでしょうけど…。

難易度がコース毎に違うのが自慢になっています。全部で6つのコースが設定されていて、それぞれに難度と見所が違っています。それぞれを体力に合わせて挑戦することで、徐々に難易度を調整すできるでしょう。

目的地の周辺にも観光地としての魅力があるのをご存じでしょうか?帰路途中下車して、温泉に入って疲れを癒やして帰宅するというのも楽しみとして計画できます。観光地ならではの楽しみも付け加えられます。

初心者がいきなり本格的なコースを選ぶのは危険であるのはいうまでもありません。わからなかった、知らなかったは山で通用しません。初心者だからこそ無理をしないで現状の能力と体力を把握するのに努めましょう。

一度の登山であれこれの課題を持たないのは、冒険する上での原則です。人間は複数のストレスにさらされると思考能力が著しく低下します。課題が複数重なっていると判断しそこなう危険が高まります。

簡単な山で訓練するのは、不調に応じるための対処に慣れるのが目的の一つです。環境が変わったことによるストレスは思う以上に大きく、普段なら何でもないことで不調をきたしたりします。そのような不調に対処する力を養うことが次のステップのための必須条件なのです。

例えばガイドブックなどに記載されている標準時間と自分のペースとの誤差を意識すれば、自分の現状を把握するのに役立ちます。あるいは道を間違えたことに気づくヒントになります。標準時間を意識するのは安全が目的です。

坂道を登ることが負担にならない体力を獲得できます。最初は辛いと感じている坂道が少し休憩を取った後には、辛くなくなっているという経験は自信に繋がるでしょう。回復力や適応能力も体力の重要な部分なのです。

休憩を充分にとりながら。20分進んだら、10分の休憩をとるようにお薦めします。疲れていようとそうでなかろうと、このペースを守ることで疲労の蓄積を予防できます。ただし、休憩の時にべったりと座ってしまうと疲れがどっと押し寄せてくるので注意しましょう。

登りは徒歩で、下りはできるだけ楽をするのがコツです。また来ようと思える程度の疲れ方がふさわしいトレーニングです。下りを無警戒にしていると翌日に疲労を持ち越す結果になりかねません。交通機関を活用して、この段階でペースを作ります。